夏バテに効く食べ物徹底研究!子供におすすめの「ベスト3」を大発表
昔から、夏バテの対策には栄養の摂取が重要だということは経験則で知られていました。江戸時代には、すでに「うなぎ」が夏バテ対策として食べられていましたが、現代の栄養学から見ても理にかなった食材です。
夏バテに効く食材を探すには、ポイントとなる栄養素は「ビタミンB1」と「ビタミンB2」。栄養学に加えて、子供の食べやすさも加味しながら、夏バテに効く食べ物ベスト3をチョイスしました。ぜひ参考にしてくださいね!
おすすめ食材1:ビタミンB群たっぷりの「うなぎ」
「夏バテ対策の食べ物は?」と聞かれたら、何を思い浮かべますか?きっと「うなぎ!」と即答する方も多いはず。「土用の丑の日」にも食べられるうなぎは、夏バテ対策の食べ物の代表的な存在。昔から、滋養強壮食品としても有名ですよね。
うなぎが夏バテにいいと言われるのは、栄養価が高く、特にビタミンB群を多く含んでいるため。ビタミンB群はエネルギーをつくるのに必要な栄養素。エネルギー消費が大きい夏バテ時には欠かせない栄養です。
うなぎはビタミンB群の他にも、大切な栄養素を含んでいます。たとえば、骨や筋肉をつくるのに欠かせない「たんぱく質」や、エネルギー源になる「脂質」、さらにはビタミンAやビタミンEなど。重要な栄養素を豊富に含み、夏の栄養補給には申し分ない食材といえますね。
ところで、うなぎの皮はぬるぬるしていますが、なぜだかご存じですか?あの「ぬるぬる」の正体は、納豆やオクラ、山芋などの「ネバネバ食材」に含まれる「ムコ多糖類」。ありがたいことに、夏場に弱りやすい胃や腸の粘膜を保護する働きがあります。そういう意味でも、理にかなった「夏バテ対策食材」なんです。
「うなぎって、消化に悪いのでは?」と心配する方も多いようですが、大丈夫!消化のしやすさは、まぐろのトロと同じくらい。極端に胃腸機能が低下しているときでなければ、まず大丈夫ですよ。香ばしく焼きあがったうなぎ、しっかり染み込んだ甘辛いタレ、炊きあがったばかりのツヤツヤごはん。美味しく賢く、夏バテ対策ができそうですね!
ただ、栄養豊富なうなぎですが、ビタミンCや食物繊維は含まれていません。子供に食べさせるときには、野菜たっぷりのサラダを添えるなどして、うなぎだけでは取れない栄養素を、効率よく補ってあげましょう。
おすすめ食材2:ビタミンB1豊富!料理もしやすい「豚肉」
次にオススメしたいのが、同じくビタミンB1豊富で、身体のエネルギーづくりを助けてくれる「豚肉」です。
先ほど紹介したうなぎは、優秀な夏バテ対策食材ですが、価格は少し高め。近年うなぎの稚魚であるシラスウナギの不漁が続き、価格高騰が続いています。
「夏バテ対策のために、土用の丑の日ぐらいは……」と思えば財布のひももゆるみますが、「日常的に食べるのは家計を圧迫するし……」と二の足を踏む方もいるかもしれませんね。でも、豚肉なら大丈夫。価格も手ごろなので、気軽に使えます。
料理の幅が広がるのもうれしいポイント。うなぎの食べ方といえば「うな丼にう巻きに……あとは……」と考えてしまうぐらい、料理のレパートリーが少なめ。でも豚肉なら、焼いても茹でてもOK。味付けのバリエーションも豊富ですし、野菜や豆腐などとも合わせやすいので、調理法に困りません。
たとえば、豚しゃぶなら子供も食べやすいことでしょう。温かい豚しゃぶでもいいですし、暑いときなら冷しゃぶにしておいてもいいですね。あらかじめつくって冷やしておけば、おでかけから帰っても、さっと食べられて便利です。
また、ニラにはビタミンB1の吸収を助ける働きがあるので、ニラと豚レバーを使って、ニラレバ炒めもいいでしょう。「暑いので豚肉を使って料理するのもおっくう」という場合には、ハムを活用するのもオススメですよ。
おすすめ食材3:食べやすくて便利な「豆類や大豆製品」
「食べやすさ」という観点で考えると、豆腐や納豆、枝豆といった、「大豆製品」「豆類」もオススメです。
>>1)豆腐
豆腐には、大豆由来のビタミンB1が多く含まれています。また、子供の成長期には欠かせないカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分も豊富に含有しています。シンプルに冷奴で食べてもいいですし、料理のレパートリーも多数。たとえば、豚肉を使った「豆腐の肉あんかけ」なら、大豆と豚肉が一緒に摂れるので、一石二鳥です。
>>2)納豆
納豆は、ビタミンB2を豊富に含有。夏バテ対策に活用したい食材の一つです。「うちの子、あのネバネバが苦手みたいで……」という場合は、チャーハンにしてみてはいかがですか?炒めることでネバネバがやわらぐので、子供にも食べやすくなりますよ。
「納豆+白ネギ+卵+ごはん」があれば、後はお好みの味付けをするだけ。昼ごはんをさっとつくりたいときの「お助けメニュー」としてもオススメです。さらにレタスを入れると、見た目もカラフルになりますし、食物繊維もたっぷり摂れていいですね!
>>3)枝豆
ビールと枝豆……といえば、世のお父さんたちの夏の定番セット。枝豆は、実は「若い大豆」だということ、ご存じでしたか?大豆を、若い青い豆の状態で収穫すると「枝豆」になり、完全に熟して枯れてから収穫すると「大豆」になります。同じものでありながら、枝豆は野菜、大豆は穀物に分類されるんですよ。
枝豆にはビタミンB1をかなり豊富に含んでおり、大豆になる過程で失われるビタミンCやビタミンAも含んでいます。さっと塩茹でするだけで食べられるので、夏場の栄養補給には最適ですね!古くは奈良時代から、夏の栄養補給食品として食べられていたそうですよ。
賢い食生活を!夏バテ対策
夏バテを防ぐためには、「規則正しい生活」と「十分な睡眠」そして、「バランスの良い食事」が欠かせません。特に暑いときにはつい、冷やしそうめんや冷やし中華など口当たりのいいもので済ましてしまうことも多く、食事のバランスが乱れがち。意識して、バランスの良い食事を摂ることが大切です。
とはいっても、夏の暑いときに、毎日食材を買いに行き、暑いキッチンで火を使いながら料理をするのは大変です。ときには奮発してうなぎ丼を、暑いときにはハムをうまく使って……など、ポイントをおさえて工夫しながら、夏バテ対策の食事をつくってあげてくださいね。
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