成長期ジュニアアスリート向け!運動しつつ身長を伸ばすサプリメントの条件

子供が運動を頑張っていると、試合の応援にも熱が入りますね。接触プレーで背の高い選手に競り負けると、「もっと背が伸びれば負けないのに」「身長が高くなれば、走りも速くなるのに」と思うこともあるでしょう。

身長を伸ばす上で、運動は必要です。ただし激しい運動をすることで失われる栄養素もあり、適切に補給できなければ背の伸びを妨げる結果にも。必要に応じて身長サプリメントを活用し、運動で失われた栄養素を補うことが欠かせません。成長期ジュニアアスリートにとって理想的な「身長を伸ばすサプリメント」の条件を探りました。

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基本的には、運動は「背の伸び」にはプラスに働きます

成長期に運動をすることは、基本的に身長の伸びにはプラスに働きます。というのも、子供の身長を伸ばす三大要素は、「食事・運動・睡眠」。身長を伸ばす上で、運動は欠かせない要素の一つです。

身長を伸ばす上で運動が大切なのは、運動によって成長ホルモン分泌が促されるため。また、運動によって適度な刺激が骨に与えられることも、身長を伸ばす上で有効です。

しかも、運動して身体を動かせば、おなかがすきます。自然と食事量が増え、たくさんの栄養を摂ります。身体をめいっぱい動かして疲れていれば、夜もぐっすり眠れることでしょう。身長を伸ばすチャンスである成長期に運動することで、食事と睡眠という、他の要素も無理なく満たせるのです。

「それならば、なぜうちの子は成長期なのに、しかも運動しているのに、背が伸び悩んでいるの?」と不思議に思うお母さんもいるかもしれませんね。

実は、激しい運動をすることで、成長期に必要な “身長を伸ばすために欠かせない栄養素”が失われることがあります。もちろん1日の運動で失われる量はごくわずか。ところが積み重なれば、慢性的な不足状態に。その結果、「運動しているのに背が伸びない……なぜ?」ということが起こりうるのです。

せっかく子供が運動を頑張っているのですから、「知らない間に、成長期に欠かせない栄養素が不足していた!」という事態は避けたいものですね。必要に応じて、成長期ジュニアアスリートに合う身長サプリメントを活用しながら、運動で失われがちな栄養素を毎日補ってあげましょう。

激しい運動で失われる“成長期に欠かせない栄養素”とは?

成長期ジュニアアスリートの身長を伸ばすサプリメントについて考えるためにも、「身長を伸ばすために重要でありながら、激しい運動で失われる栄養素は何か?」を見てみましょう。特に注目したいのが、「たんぱく質」と「鉄分」の2つです。

>>1:たんぱく質

運動することで失われる可能性のある、成長期に欠かせない栄養素、その一つが「たんぱく質」です。

たんぱく質はご存じの通り、骨や筋肉といった身体をつくる栄養素。背が伸びるというのは、実は骨が伸びるということ。骨の材料であるたんぱく質が十分あってこそ、骨がしっかりと伸び、結果的に背が伸びます。成長期に身長を伸ばす上で、たんぱく質は重要な役割を果たす栄養素なのです。

では、なぜ激しい運動によって、たんぱく質が失われるのでしょうか?たんぱく質は、一体どんなときに、何のために使われるのでしょうか?

その答えは「エネルギー源である糖質が不足したときに、代わりのエネルギー源として使われる」です。

運動するとき、通常エネルギー源として使われるのは、ごはんやパンなどの炭水化物が分解された「糖質」です。ところが運動時はたくさんのエネルギーを使うため、猛スピードでエネルギー源を消費していきます。

一定レベルまで達すると身体は、「このままだと、エネルギー源の糖質が足りなくなる!」と判断。糖質に代わるエネルギー源を確保しようとします。そこで作動するのが、「糖新生」と呼ばれる代謝経路です。

糖新生とは、エネルギー物質であるグルコース(ブドウ糖)を、主にアミノ酸からつくり出す手段・経路のこと。このアミノ酸をどこから確保するかというと、筋肉を構成しているたんぱく質。筋肉を分解することでアミノ酸を取り出し、代替エネルギー源として使うのです。

運動前にBCAAを飲んでおけば、優先的にBCAAのアミノ酸がエネルギー源として使われ、筋肉の分解を抑えることにもつながります。成長期ジュニアアスリート向けのBCAAサプリメントもありますから、必要に応じて活用することをおすすめします。

運動で筋肉が分解されないためには、BCAAサプリも賢く活用しながら、たんぱく質を含む食品を食べ、身体に十分量のアミノ酸を栄養補給する必要があります。それに加えて、身長を伸ばすためのたんぱく質も摂らなくてはいけませんから、成長期ジュニアアスリートにはたんぱく質の栄養補給が大切なことが分かりますね。

では、普段の食事でたんぱく質を摂るには、どうすればいいのでしょうか?

たんぱく質というと、真っ先に思いつくのは肉類ですよね。焼肉に唐揚げに、豚の生姜焼きに……多くの子供たち、特に運動しておなかをすかせているジュニアアスリートたちは、肉が大好きです。喜んで食べることでしょう。

ただし夏場になればどうでしょうか?汗が滝のように流れ落ちる環境で運動した後は、どうしても食欲も落ちます。冷たくのど越しのいい麺類ばかりを食べたがる子供も多いのでは?

でも、具材なしの麺では、身長を伸ばす上で欠かせないたんぱく質が栄養補給できません。もし子供が冷たい麺を欲しがるなら、鶏胸肉を添えたり、茹で卵を添えたりして、たんぱく質が補給できるように工夫してあげましょう。

また、成長期のたんぱく質補給にぜひとも活用したいのが、植物性たんぱく質を豊富に含む「豆腐」です。冷奴であれば運動後でほてった身体でも食べやすく、無理なくたんぱく質を摂ることができます。さらに甘辛く味つけした鶏そぼろを載せてあげれば、鶏肉からもたんぱく質が栄養補給できますね。

>>2:鉄分

成長期の子供が激しい運動をすることで失われる栄養素、二つ目は「鉄分」です。運動量と発汗量が多いジュニアアスリートは 「スポーツ性貧血」になるリスクを抱えており、鉄分不足の危険と隣り合わせです。

スポーツ性貧血とは、運動によって血液中の赤血球の数またはヘモグロビン濃度が低下した状態のこと。原因によっていくつかに分類され、発汗によって鉄分が失われて起こる「鉄欠乏性貧血」と、足の裏を強く地面に打ち付けることで赤血球の膜が破れる「溶血性貧血」がその代表です。

鉄欠乏性貧血は、元々鉄分が不足してしまっている状態。溶血性貧血は、赤血球が壊れることにより、主な成分であるヘモグロビンを構成している鉄分が流れ出してしまいます。

鉄分は、成長期に健康的に背を伸ばすために、欠かせない栄養素の一つです。スポーツ性貧血に陥り鉄分が足りない状態になれば、骨の成長が遅れ、成長期にも関わらず身長の伸びが遅くなることがあるのです。

ところで、なぜ骨の成長に鉄分が必要なのでしょうか?その理由を、骨の成長の仕組みに焦点を当てて見てみましょう。

骨を鉄筋の建物に例えると、鉄骨にあたるのがコラーゲン、コンクリートにあたるのが、カルシウムやリンなどのミネラル分です。いわばコラーゲンが骨組みをつくり、ミネラル分がすき間を固めているということですね。

骨の端にある骨端軟骨で骨の成長が起きるとき、まずは鉄骨にあたるコラーゲンが合成されます。コラーゲンの材料となるのが、食べ物から摂ったたんぱく質を分解したアミノ酸です。ただしアミノ酸があるだけでは不十分。実は、他の栄養素の助けがあって初めてコラーゲンが合成されます。

ここで必要になる栄養素の一つが鉄分、もう少し詳しく言うなら、「ビタミンC・亜鉛・鉄分」のトリオなのです。

では、身長を伸ばす上で、成長期に鉄分をどれぐらい摂る必要があるのでしょうか?厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準(2015年版)」を参考に、年代別の食事摂取基準を見てみましょう。

<鉄の食事摂取基準 (ミリグラム/日)>

8~9(歳) 8.0 8.5 –
10~11(歳) 10.0 10.0 14.0
12~14(歳) 11.5 10.0 14.0
15~17(歳) 9.5 7.0 10.5
18~29(歳) 7.0 6.0 10.5
30~49(歳) 7.5 6.5 10.5
50~69(歳) 7.5 6.5 10.5
70以上(歳) 7.0 6.0 –

※すべて推奨量。左から順に、「男性→女性(月経なし)→女性(月経あり)」。

たくさん数字が並んでいますが、特に注目すべきは10~14歳にかけての数字。男性と女性どちらも、全世代の中でもっとも鉄分の必要量が多くなる時期ということが分かります。

しかも、月経ありの10歳~14歳の女の子の数字を見てください。「14.0ミリグラム/日」という量は、全区分の中で最大値。成人男性の「7.0ミリグラム/日」と比べて、倍量という多さです。成長期の子供にとって、いかに鉄分が大事なのかが分かりますよね。

もし激しい運動によって鉄分が足りなくなってしまうと、コラーゲンがうまく合成されません。すると骨の成長に遅れが出てしまい、結果として身長の伸びが遅くなってしまうのです。

成長期に運動を頑張る子供の身長を伸ばすためには、身長サプリメントも活用しながら鉄分を適切に補ってあげることが必要ですね。

身長サプリメントは、たんぱく質と鉄分が補えるものを!

ここまで見てきたように、成長期に運動を頑張る子供たちは、身長を伸ばすために欠かせないたんぱく質と鉄分が不足する可能性があります。身長を伸ばすためにサプリメントを飲むなら、たんぱく質や鉄分が十分に含まれたものを選びましょう。

また、コラーゲン合成に欠かせない3つの成分として、先ほど「ビタミンC・亜鉛・鉄分」を挙げました。実はビタミンCや亜鉛も、汗と共に流れ出てしまう栄養素。身長サプリメントをうまく使って、併せて栄養補給したいものです。

ちなみに、コラーゲン合成に際して、なぜ「ビタミンC・亜鉛・鉄分」のトリオが必要なのでしょうか?必要性を知るためにも、コラーゲンについて詳しく見てみましょう。

コラーゲンとは、3本のたんぱく質による、三重らせん構造を持つ棒状の分子(コラーゲン分子)です。その「コラーゲン分子」が集まって、「コラーゲン繊維」を形成します。そのコラーゲン繊維が集まって、もっと太く長い「コラーゲン線維」を形成します。さらに直交することで、真皮や骨、腱、角膜などの結合組織を強靭にしています。

……と書くと、話がややこしくなってきましたね。大切なことは、コラーゲンが合成されるまでにはたくさんの過程があり、その都度多くの栄養素が関わっているということです。たとえば「ビタミンC・亜鉛・鉄分」の3つはそれぞれ、次のような働きをしています。

・ビタミンC・・・・・コラーゲンの三重らせん構造をつくるサポートを行う。
・亜鉛・・・・・・・・・・・コラーゲン合成に使われる酵素の組成に必要。
・鉄分・・・・・・・・・・・コラーゲン線維を形成する際に関わる。

どれが欠けても、コラーゲン合成がうまくいかなくなることが分かりますよね。

コラーゲンが合成できなければ、骨の土台を築くことができなくなるということ。骨におけるコラーゲン合成をスムーズにして、成長期にしっかりと身長を伸ばすためには、「ビタミンC・亜鉛・鉄分」のトリオを十分摂る必要があるのです。

「カラダアルファ(α)」+「わんぱくダッシュ」の併用がおすすめ!

成長期ジュニアアスリートにとって、必要となる身長サプリメントの条件を検証してきました。ここで、必要な条件をまとめてみましょう。

・たんぱく質と鉄分が十分摂れるもの
・ビタミンCや亜鉛も含まれているもの
・運動時のサポート役として、できればBCAAも……

そこでおすすめなのが、成長期10代専門の身長サプリメント「カラダアルファ(α)」と、そのシリーズ品であるジュニアアスリート専用サプリメント「わんぱくダッシュ」との併用です。

たとえば、「カラダアルファ(α)には、WHOも推薦する「スピルリナ」が原材料として使われていますが、含まれる栄養素の量は次の通り。

・たんぱく質・・・・・・・・・・・豆腐の約12倍、牛ひき肉の約3.3倍
・鉄分・・・・・・・・・・・・・・・・・ほうれん草の約40倍

さらに、鉄分と共にコラーゲン合成をサポートする、ビタミンCや亜鉛もバランスよく含まれています。これなら、運動を頑張る我が子の身長を伸ばすサプリメントとして、活躍してくれそうですね。

また、「わんぱくダッシュ」はBCAAを黄金バランスで含んでおり、運動によって筋肉が分解されるのを防止。疲労軽減にも役立って、運動のパフォーマンス向上にも一役買ってくれます。実はコラーゲンも豊富に含むので、身長を伸ばしたい成長期ジュニアアスリートにはまさに一石二鳥ですね。

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